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98番 トン・コープマン アムステルダム・バロック管弦楽団 

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2018年7月19日 98番 トン・コープマン アムステルダム・バロック管弦楽団を聴取。No.98からの聴取となるが調性はBとなり、古楽器とも相まって、冒頭から音色の変化が激しい。冒頭の序奏で、T2の部分で2つのvn.パートが重音に分かれる。この部分でも、重音が良く分かる。no98t1t1.jpg
 No.97と同様に、第1楽章のcodaに向けて、tinp.が独自に迫力ある動きは期待通り。
第2楽章は、No.97と比較して管楽器のsoloの箇所が少なく、弦と管楽器との対比が余りないような印象ではある。しかし、逆に、弦楽器と管楽器のユニゾンの箇所が随所にある。ユニゾンでの音色の変化が楽しめる。再現部の後半 T49からのvc.のsoloも、音量を落として、柔らかい雰囲気。
 
 第3楽章Menuetは、No.97と同様に、テンポはやや速め。しかし、強弱の対比がこちらは少ないためか、スケルツオ風には聴こえ難い。(No.97とは対照的)
 Finaleは、井上著で「この386小節も及びぶfinaleについて、ランドンは『これまでのハイドンの中で、最大規模で、またもっとも複雑、あいまいな交響曲的フィナーレ』といっている」の記述がある。確かに、Codaの部分だけ僅か12小節に過ぎないが、cmb.の独奏が入り、不思議な雰囲気。指揮者によっては、第1楽章から随時cmb.が入ったり、Finaleの最初から入るケースもある。コープマンの場合は、この12小節のみの演奏。Finaleの冒頭から同じ動機に聞こえるかもしれない。しかしよくよくスコアを見てみると、僅か1小節の動機の中に、既にスラーとスタッカートとが混在。この動機が、スラーが増えたり、スタッカートが増えたりで自在に変化。
no98t4t641.jpg
T64から第2主題と思う新しい主題が第1vn.とob.のユニゾンで登場する部分。ここでも第2vn.とva.は、冒頭の主題の動機が、常にあり、せわしい雰囲気で逆に統一感がある。(ハイドンの中後期からの交響曲では、2つの主題が同じ動機で構成されるケースは、かなり多い典型)
 CodaでT29からのTuittiの部分。この後に続くT298からはvn.はNo.97と98は、第1期ザロモンセットの中で通称名がなく、どちらか言えば地味な存在。2曲を同じ演奏で聴き通してみて、両者のそれぞれに曲の特徴がある。特に、No.97の第2楽章の木管楽器と弦楽器に音色の対比が一番、印象に残った。No.83-85も同じ解釈であると思うが、この2曲の方が、録音も良いのか音色の対比が良く分かる。soloで引いているようだ。

No.97と98は、第1期ザロモンセットの中で通称名がなく、どちらか言えば地味な存在。2曲を同じ演奏で聴き通してみて、両者のそれぞれに曲の特徴がある。特に、No.97の第2楽章の木管楽器と弦楽器に音色の対比が一番、印象に残った。No.83-85も同じ解釈であると思うが、この2曲の方が、録音も良いのか音色の対比が良く分かる。
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