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93番  T ファイ 

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2018年1月7日  T ファイ No.93を聴取。No.96.97でファイの特徴は、かなり自分なりに把握をしてきたが、この曲も同様の解釈。強弱でsoloを適宜取り入れた箇所などはその典型のひとつ。序奏の冒頭からして、No.97と同様に、打楽器を含むTuittiに圧倒される。20小節の序奏が終わるまでにテンポや調整が様々に変わってくる。リズムは同じだが、指揮者によってテンポは微妙に変えてきた。ファイの場合は、最後のT20のfに向かって、少しずつ微妙にスコアとは強弱を少し変えている。T15の短調の部分で、スコアでは「f」になっているが、ファイは少し弱めている。最後の「f」に向かっての対比、短調という調性とも相まって自然な解釈。
 第2楽章の冒頭は、ファイだけとは限らないが、いつも、soloとTuittiの関係が気になる箇所。弦のsoloは第1楽章ではないが、冒頭から弦4人のsoloからスタートする。実演を聞いた場合、当時の聴衆は、過去の交響曲で時折soloの箇所があるとは言え、va.を含む4人のsoloが冒頭から始まると、びっくりしたに違いない。冒頭の旋律がT7から弦のTuittiと共に、fg.のsoloがある。この部分でファイと同様に大半の指揮者は、fg.を引きたてるために、Tuittiの弦の音量を押さえる。その分、奥から聞こえてくるfg.のsoloが引き立つ。

 第3楽章Menuet 主部の速いテンポは、No.96.97と同じ解釈。Trioの部分でテンポを少し遅くするのも承知の上だが、旋律によって、こちらも微妙にテンポを落としている。長いTrioに対して主部が短いので、一層このTrioに印象が残る。

 Finaleもスコアにはないvn.のsolo装飾がある。聴きとおしてみて、3曲ともに、ファイの特徴が Finaleもスコアにはないvn.のsolo装飾がある。聴きとおしてみて、3曲ともに、ファイの特徴が出ていると思った。

 ファイのCDは全てを入手していないが、入手が困難になりつつある。近いうちに価格を下げて、ロンドンセットが再発売される記事を見た。既に入手をしているものと未入手のものが混在している。このセットを買うかどうか、悩むところである
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