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92番 ロイ・グッドマン ハノーヴァー・バンド

2018年7月7日 92番 ロイ・グッドマン ハノーヴァー・バンド を聴取。

グッドマンの演奏は、各パートの分離感がよい。このCDは3曲が収録されているが、打楽器群は初めて登場。冒頭の序奏は最初で終わってしまい、繰り返しがないので忠実に聞く必要がある。最初の部分は弦楽器のみから始まり、T2から低弦が入る。vc.は、vc.とbassとは分離。Bassの旋律は目立たないが、右側の奥に余り、他のパートに消えないように明白に位置している。かなりゆっくりしたテンポだが、その後、T21からの主部のテンポは、速めなので対比がある。
NO92T1T1.jpg
この演奏では、Menuetの回帰では、最初と同様に、前半と後半を、忠実に繰り返しを守る。(第1楽章と第4楽章の後半は繰り返しを採用しないのとは対照的) 繰り返しを忠実に守ることもあってか、主部とTrioとの違いを再度、回数を多く聞ける。解説書の多くは、TrioでMenuetの旋律がT53で第1vn.に現れ、Trioといえども、Menuetと共通点があると記載されていることが多いと思う。この後の交響曲を含めて、ハイドンでは何度か、この手法をしている。
しかし複数回、繰り返すこの演奏を通して少し考えが変わった。すなわちTrioの段階でMenuetが入り込んでいるのではないか? 通常なら解説書などのように、Trioの冒頭から、Hr.を含む最初の動機がTrioのものを思う。しかし改めて、何度か聞き直してみると、Menuetの後半の冒頭T13で、既に第1vn.で、このTrioに類似したような旋律がある。既に、Menuetの後半からTrioの旋律が一部であるが登場していると思う。Trioの中にMetuetが入り込むのではない。むしろ既にMenuetとTrioとは、最初から共存していると思った。グッドマンの演奏では、繰り返しが多くあり、意外な発見があると思った。
no92t3triot1.jpg
NO92T3T13.jpg
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