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91番 ロイ・グッドマン ハノーヴァー・バンド

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2018年7月6日 91番 ロイ・グッドマン ハノーヴァー・バンド を聴取。No.90では、弦楽器は古楽器のような感じではないと記載をした。しかしよくよく聴いてみると、古楽器であることが分かる。ESと調性もあってか、No.90の明るい調性とは異なることで、音色の変化の違いが大きくなったかもしれない。
 打楽器群は元々、入っていないのでNo.90と比較して、さらに落ち着いた雰囲気が根底になる。最初からcmb.が入り、随所でbassとは違う動きに終始する。cmb.は中央やや右側で、少し奥まったところから聞こえることもあり違和感はない。
 第3楽章Manuet trio の後半で T51の部分でhr.が入る。K ベームのときにも記載をしたがファイ盤と違って、hr.は余り目立たないので、柔らかい雰囲気になっている。なおグッドマンはMenuetが回帰してくる部分で、前半と後半の繰り返しを忠実に守る。(下記の過去のブログを参照)

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http://mistee01.blog118.fc2.com/blog-entry-744.html


 打楽器群が入らないので、Finaleも柔らかい箇所が多い。冒頭の第1主題から第1vn.はスラーを伴い柔らかい旋律となっているが、第2vn.は4分音符で刻むようにスタッカートになっている。T70では、第2vn.にハイドンがしばしば用いるシンコペーションのリズムが少し出る。この部分では余り目立たないが、展開部のt123からは、弦の各パートが拍を変えて演奏されるので、緊張感が増している。T77からの小結尾部で、一応、この動機は退散するが。
グッドマンの演奏では、各パートの分離がよくわかる。このFinaleは、グッドマンの演奏でも、展開部と再現部の後半の繰り返しを含めて6:58.もし後半の繰り返しがなかったら、ここまでの細かいところまでは気づき難い。ホッグウッドと同様に、繰り返しを忠実に守ることで、また意外な発見を見出すことができる曲のひとつだと思った。
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