FC2ブログ

Entries

71番 ロイ・グッドマン ハノーヴァー・バンド

2018年6月16日 71番 ロイ・グッドマン ハノーヴァー・バンド を聴取。井上著「ハイドン106の交響曲を聴く」ではこの曲の記述として「オーケストレーションの独創性が少なからず見出され、非常に興味深いものがある」とある。グッドマンの演奏は、繰り返しを忠実に守ることもあり、演奏時間が32:57にもなっている。この演奏時間だとザロモンセットと同じぐらいになる。
 さて、この第1楽章は様々な動機が登場するが、No.83にも少し雰囲気が似ていると思う。すなわちNo.83は序奏こそないが様々な動機が登場し、展開部で生かされていること。No.71も同様に第1楽章の提示部で様々な動機が登場する。T53からの第2主題の経過動機?でva.→第2vn.→第1vn.に移行していく部分。再現部のT180からはvc.→va.→第2vn.→第1vn. と順番と調性を変えている。
 この部分はFinale 展開部のT62で少し類似した箇所がある。この動機がT62で少し登場し、T70でさらに第1楽章と似たような雰囲気になる。この動機は再現部では登場しないようだ。一体感のあるFinale冒頭の主題が、展開部の中で「ぽつん」と存在しているように感じる。その分、逆に冒頭主題が引き立っていると思う。
no71t1t52.jpg
no71t4t61.jpg
no71t4t71.jpg
 No.70と72でも記載をしたが録音の良さも手伝って、各パートの旋律が良く分かる。グッドマンの演奏は初めて聴取したが、共通した特徴として分離感がよいこと。ハイドンの交響曲では、各パートの分離のよさがある。また第2vn.は右側に明快に位置しているので、Tuitiでvn.を中心とした音の厚みも良いのが特徴のひとつ。また繰り返しを忠実に守るのも良い。他の曲も聴いてみたいと思った。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://mistee01.blog118.fc2.com/tb.php/933-b51da084

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

tenkichi995

Author:tenkichi995
FC2ブログへようこそ!ハイドン 探求。交響曲の初期から最後までで、聴き比べを中心に掲載。

カレンダー

09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

アクセスカウンタ-

コンパクト月別アーカイブ

フリーエリア

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる