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45番 カザルス

Casals45.jpg
2018年2月26日 (Pablo Casals)指揮のマールボロ音楽祭管弦楽団、プエルト・リコ・カザルス音楽祭管弦楽団のNo.45を聴取。以下の2つのブログにも、このCDのレビューがある。パブロ・カザルス。このCDは他にもNo.94、95が入っているが、例によって作曲順番の若いNo.45から聴取する。録音が1959年と、かなり前のライブ。

http://blog.livedoor.jp/raimund/archives/8566572.html

http://haydnrecarchive.blog130.fc2.com/blog-entry-343.html




さすがに、この時代の録音のためかダイナミックレンジが狭く、音の定位感や分離感が不足。テンポは中庸だが、所によっては、ゆったりと落とす箇所がある。各パートの旋律は、それほど明確ではない。冒頭の第2vn.のシンコペーションの旋律などは私としては、もっと切れのいい臨場感が欲しいが、カザルスの演奏では、むしろレガート風にシンコペーションを強調せず。この旋律は第1楽章で随所に登場するが、同じように柔らかい。
再現部に入る直前は、第1vn.がfで、回帰をしてくる。ここでは、一瞬テンポを落とし,soloで引いているようだ。
no45t1t140.jpg
 第4楽章の後半のAdagioではさらにテンポを落としていく。ライブ録音のためか、それまでの楽章でも時折、会場の音が少し入っていたが、Adagioに入って演奏者が少しずつ退席していく音が、かなり明白に聴き取れる。ここまでは会場の音がそれほど、意識をしていなかった。しかし退席していく部分になると、この臨場感がすばらしい。楽器自体の音の定位感は、それまでは余りはっきりと分からなかったが、退席する音は、左右の奥行き感が明白に聴こえてくる。人間の聴覚とは意外なもので、カクテルパーティ効果の様に、この楽章は不思議なものだとあらためて認識した。
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