81番 ダントーネ


2016年5月29日 ダントーネ/アッカデーミア・ビザンティーナNo.81を視聴。第1楽章の長い旋律と、柔らかい音色を中心とした対比は、古楽器に良くあう。冒頭からbass,とvc.が分離して刻むような楽器の扱い方は、No.42にも類似している。しかしNo.81の方は、より一層、微妙な強弱と音色を重視している。T4からT12まで第1vn.の歌うような長い旋律は、ハイドンとは異なり、モーツァルトの様な雰囲気。長い展開部を挟んで、冒頭の旋律が再現部として登場しない。一番最後に、fl.を伴って消えるように終わるのは、興味ある趣向。繰り返しがあるので、安心して聴ける。
 緩除楽章のテンポの変化と微妙な装飾は、過去3曲から聴いてきたのと同じ解釈。変奏曲の形式で全ての部分で繰り返しを採用。例によって繰り返しの後半は、妙に変えていて飽きさせない。古楽器のfl.が効果的なのは、この楽章でも同様。冒頭からfl.がsoloに近い形でやさしく、柔らかい音色で終始。T26から転調して、fl.が休み、ob.がこの楽章で初めて登場して音色の対比があるのが印象的。
第3楽章のMenuetのTrio T76の部分から、第1vn.は、単の弦のパートと同じ様に、ピチカードで引いているようだ。本来は、fg.とのユニゾンだが、伴奏に徹しているのであろう。Finaleも弦を中心とした各パートの分離感がある。No.80と比較してhr.のアクセントが余りないが、その分、fl.を中心とした柔らかい音色との対比が効果的。ハイドン音盤倉庫でも、4曲の中で一番高い評価となっていた。確かに、順番通りに聴いていくと、この最後の曲が、一番リラックスして、透明感を生かした特長であると思った。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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