交響曲 46番  フィッシャー

(その1)2011年8月17日フィッシャー盤をスコアを見ながら視聴。意外な発見が随所にあると以前を記載した。第1、2楽章では、vc.とbass。の分離が結構あるが、スコアを見ないと見落とし勝ち。
 第3楽章のMenuetはfinaleでも回帰がされるのか、その主部は、26小節と通常よりも短め。finaleは、再現部の後半でmenuetの回帰がある。ここでは、L'istesso tempo di menuetと明記され、第3楽章と同じテンポを要求。スコアでは最後の部分に繰り返しの指定がある。 しかし、繰り返しを忠実に守った場合、どうしても、冗長になってしまうと推定。この後に続くhob-No.45のfinaleでも、同じ様に、独立したadagioが登場。その先駆けとなる曲として採用したと推定。
 なお、No.46と45は、自筆楽譜が存在し、作曲年代が、1772年となっている。順番からして、有名なNo.45を最後に持ってきて、それに先立ち、No.46で、ためしに作曲したのであれば、合点が行きやすい。逆にhob No.の順番に聴き通して行くと、No.45の後にNo.46が来る。これでは、先駆けてこの曲があった意味が分かり難い。
 至るところに転調を繰り返す点は、スコアからでも十分に汲み取れる。フィッシャー盤では、finaleの速いテンポとmenuetの回帰の部分の対比がよく目立つ。
(その2)ドラティ盤では、Menuetのテンポがフィッシャー盤と比較して、かなりゆっくりめ。Finaleは、なお、ハイドン研究室(リンクあり)では、この曲について、ランクが高く「数々の仕掛けが楽しめる」と記載があった。この点は、私と同じ考え。
 デイビス盤は、いつものとおり、フィッシャードラティ盤とのテンポが中間。ただしAndanteは、思ったよりも速め。繰り返しは忠実に守るが、さすがに、最後の部分は、繰り返しがなし。なお、曲の最後は、ライブ録音でもあり拍手が入る。しかし、この曲は拍手が入っていない。曲の最後は、2小節半の休止がある。この休止を忠実に守るために、拍手が入ってしまった部分をカットしたのか。あるいは、繰り返しを予測して聴衆が、拍手のタイミングを自重しすぎてしまたのか。私には難しい判断を強いられる。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : 46番 デイビス フィッシャー ドラティ

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